ツヴェルフ

atelier Zwoelf

止まった時計を動かすには、ただ電池を替えたり、機械に油を差したりするだけでは済まない場合がございます。そんな壊れてしまった状態を直したり、悪くなってしまった調子を整えたりするのには精細かつ大胆な技術と経験が必要で、日々の経験が勉強となり、修理完了時には大変達成感がございます。
加えて何より、修理をご依頼いただいた多くの方の喜びのお声を拝聴したり、お顔を拝見することができますと、自分自身も喜ばしく大きな励みになります。
“正確に刻まなくなった時計を修理し整えることにより、蘇った時計と持ち主の思い出との間に、さらに新たな時と記憶を共に刻み歩んでいただきたい”
この仕事が、愛着ある時計の不調にお悩みの方々のお力になれますと幸いです。

ツヴェルフとは、ドイツ語で zwölf
その意味は、数字の『12』です。
時計の針は12時に一日が終わり、
その12時にまた新たな一日を迎えます。
時計の数字の中でも、大きな分岐点の役割になる『12』は、カウントダウンのポイントにもなり、多くの人が無意識のうちに、様々な想いを乗せて見ているのではないかと感じます。
想いが込められた大切なお時計をお預かりし修理をする、という重要な役割を、安心して任せて頂けるように、常に初心を忘れず、皆様のお気持ちに寄り添い、責任をもって最後までやり遂げる。という決意を込めて、時刻を表す数字の中から、一日の終わりと始まりに位置する数字の『12』という意味の単語を、工房の名前に致しました。

技術者紹介

時計修理技師  松本 岳

1986年 愛知県出身
2009年 近江時計眼鏡宝飾専門学校卒業
     百貨店時計修理コーナーにて、
     時計修理業務のノウハウを習得
2014年 街の時計屋さんにて
     アンティーク修理の技術を学び、奥深さを再認識
2018年 アトリエツヴェルフ開業